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2011年2月23日 (水)

シュミカセの運用試験

今週は月明かりも酷いということでずっとシュミカセをいじっていました。西はりま天文台にC8を持って行き、光学系に詳しいS元研究員さんに診てもらいました。これは一体何なんですか?と・・・。S元さん曰く、口径と焦点距離から間違いなくC8であること、スターブライトコーティングというシールが貼ってあることからかなり高級機種ということだそうです。・・・たしかに、アイピースをつけて覗いた感じは素人でもわかるくらいR200SSより美しい星像かつコントラスト。

しかし、イメージングとなると話は変わりF10というのはとても厳しい・・・私の撮影スタイルは焦点距離300~1000mm、F値は3~6のハイスピードな光学系で、1フレームの露光時間が世間一般では短時間とのわれる90~120secでバシャバシャ撮影という感じなんです。このシュミカセを運用するとなるとこの範囲から大きく逸脱します。つまり不得意なスタイルに変更せざるを得ない・・・。

んまあF10というのは撮影する前から100%無理とわかっているので、この一週間レデューサーの相性やF値の変化などいろいろトライアルしていたわけなんです。まずF値なんですが、レデューサーを挿む位置によって、F6.5、F7.5、F8.3という組み合わせが可能でした。試しに昨夜F7.5で1時間ほど試写・・・夜露がびっしりついて失敗・・・土の上では写真を撮れませんね。しかしとりあえずコンポジットしてみました。やはり不満だらけ。かろうじて救われるのは、R200SSとは違い周辺像は良好でした。また、90秒露光が問題なく可能でした。1時間30分の撮影フレームのうち最後の30分分だけ夜露でアウトになっていたため前半1時間のコンポジット画像を作成してみました。んー暗い・・・ザラザラ・・・低いS/N比は落ち込みますね。オートガイダーを買ってISO800で10min露出ができれば文句無しですが・・・シュミカセを使うと皮肉にもε180EDがどんどん欲しくなってしまいます。Adobeのソフトウェアみたいにアカデミックバージョンとやらで10万円で売ってくれればいいのに。

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機材・工作」カテゴリの記事

コメント

スターブライトコーティングのC8ですか!黒い鏡筒のやつですよね。いいですね。

シュミットカセグレンはスパイダーがないので、星がすっきりとした星像で見えますよね。R200SSよりもコントラストが高かったですか!それは驚きです。良い筒を掘り出されましたね!

F10ですが、頑張れば何とかならないでもない暗さですよ。
実際私もVISACのF9にかなり閉口しましたが、撮影が難しい筒を使いこなしていく過程が面白かったりします。自作レデューサの星像にも期待ですね。

シュミット補正板の結露はダンボールフードなどをつけるだけで、かなり改善しますよー。

εアカデミックパック・・・
そのようなものがあるなら、私もほしい。

ビクセンあたりがイプシロン光学系を出してくれればまだ希望もあるのですが・・・

見え味はクリアでいいのに使いにくいのは残念です。宝の持ち腐れというかなんというか・・・
レデューサーを使うと星像の悪化はそこまで気にはならないんですが、かなり酷いケラレが問題だと感じました。

しかしどうやら私は熱狂的なニュートン光学系信者のようです。スパイダーの光条、明るさ、曇りにくさ、ドローチューブの位置・・・すべてが愛おしいです。Vixenにはεとまではいかなくとも安くて明るいニュートン鏡筒をもっと開発してほしいと切に願います。

初めまして。
C8のスターブライトコーティングとなると、C8XLTあたりですか?
古いC8よりCPの材質やミラーシフトが改善されていて良い鏡筒だという話を聞きます。
でもこの鏡筒はどちらかといえば眼視向きですから、無理してレデューサーをかますよりは笠井さんのGINJI FNを買ってビクセンさんのコマコレかました方が無難なんでしょうが・・

裏技?的なものでシュミカセの副鏡を取り外してF2のシュミットカメラ(風)にするFaStar機能を利用する手も有りかもしれないです。
実際やってる人をあんまり見かけないので勇気が要ると思います。

ε180EDといい、タカハシ製品は学生には手が届かないのが多過ぎですね。
あ、でも、どこぞの大学生かミューロンとかイプシロンを持ってるという噂を耳にしたことが・・・

たぶんXLTだと思います。相当長く部室で眠っていたらしくマイナーチェンジがあることも考えると機種の特定は厳しいです。
この場合レデューサーというのはやっぱり無理がありますね。ケラレるし周辺像はおかしくなるしでデメリットの方がむしろ多いのかもしれませんね・・・。天文台の研究員さんも言っておられましたが、レデューサーなどを使わずそのままの光学系で写真を撮るのがベストみたいですし。最近シュミカセのF2化というのも噂だけですが聞いています。勇気いるでしょうね・・・デジ一だと中央遮蔽が半端ないですから・・・

そのシュミカセ、私が入学した時にはありまして…いつ買ったかは忘れました。
光軸ずれてる疑惑もあったような…私の3つ上の人なら詳しく知っているはず。。

そうだったんですか。当時のことも含め詳しく話を伺いたいのでお会いしてみたいですが、さらに上の代の方となると出会う機会もほとんどありませんね・・・
光軸は大丈夫だったように思いますよ。といってもアイピースで一度簡単に確認した程度なのでわかりませんが・・・
しっかし、ここまでシュミカセを大きく記事として取り上げておきながらイメージングに使用するかどうかは・・・な感じです。部活の活動で眼視の時は見え味がとてもクリアなC8で、イメージングは明るく広視野のR200SSでという感じでしょうか。

やはりXLTでしたか。スターブライトコーティングのものですが、03〜04年頃から出ていたと思います。
当時はアルミ鏡筒版(C8-A)とカーボン鏡筒版(C8-CF)の2種類あったようです。
年代は鏡筒のどこかにシリアルナンバーが刻印されているので、それを見れば特定できるはずです。

シュミットカメラ化(FaStar機能)は最近のセレストロンのシュミカセなら可能ですよ。
海外ならこれを利用されている方を少し見かけますが、デジ一ともなれば尚、珍しいと思います。
一応見つけたので記載しますが、おっしゃる通りC8クラス(だだし機種がEdgeHD)だと遮蔽率が大きいですね。ましてや歪に見えます。
やはり写真撮影は素直にR200SS+コマコレで行くべきなのかも。
ttp://www.hkastroforum.net/viewtopic.php?p=170312
ttp://www.ganymedeshop.nl/epages/61805549.sf/nl_NL/?ObjectPath=/Shops/61805549/Categories/Telescoop/Celestron/CGE_PRO_EdgeHD_Series

F2というのはとても面白いと思います。ただそれだけシビアな光学系を扱う自信はないですが・・・今はコマコレが喉から手が出るほど欲しいのですが、鏡筒が部の備品ともなると手が出せないのが現状ですね。引退して部の備品から手が離れた時にはマイニュートンとコマコレを買うことにはしていますが・・・今はお金が無いです。まして、シュミカセのシュミットカメラ化は最低で10万円必要とするので学生の私には手が届きませんね 笑
まぁなんだかんだ以前からコマコレ欲しいとか言ってはいますが、それを使うことを許されるだけの経験と知識が私にはまだ無いのでしばらくはシンプルなニュートンで修行といった感じです。赤道儀が手に入ったことなんでとりあえず反射なり屈折なり光学系は場数を踏んでから入手しようと思います。

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